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スタバ、閉店前に食べ物2割引き  週間ニュースダイジェスト(8月15日~21日)

2021.08.23

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 スターバックスコーヒージャパンは8月23日から全国で、ドーナツやケーキを閉店3時間前をめどに2割引きで販売し、廃棄する食品の削減につなげると発表した(8月19日)。実施の有無や開始時間は、在庫状況に応じ各店舗が判断する。値引き販売分の売り上げの一部は、NPO法人「全国こども食堂支援センター・むすびえ」に寄付する。
 農林水産省によると、8月の大雨被害は83億円に達している(8月20日)。


 ▽接種店員に安全マーク(8月18日)
 外食大手のワタミは、新型コロナウイルスのワクチンを接種した店員に「安全マーク」を身に着けさせることを検討していると明らかにした。接種を推奨し安心して飲食できる環境を作り集客するためだが、予防接種法ではワクチン接種は努力義務とされており、一歩踏み込む同社の方針は議論を呼びそうだ

 ▽国産大豆ミートの冷凍食品(8月18日)
 日清製粉グループの日清フーズは、全国農業協同組合連合会(JA全農)が供給する国産大豆を原料とした大豆ミートを使用した2種類の冷凍食品を、9月1日に発売すると発表した。大豆ミートは需要が拡大しているが、原料は外国産が多く、国産大豆使用の商品は少ない

 ▽食料安保の工程表承認(8月19日)
 アジア太平洋経済協力会議(APEC)は食料安全保障担当相会合をオンラインで開き、域内の食料安全保障の確立に向け、スマート農業の研究開発支援や官民投資の促進、環境に優しい食料生産・加工・流通への投資などの目標を、5つの分野ごとに定めた工程表を承認した

 ▽閉店前に食べ物割引(8月19日)
 スターバックスコーヒージャパンは、ケーキやドーナツの売れ残りで生じる食品廃棄物を減らすため、閉店3時間前をめどに賞味期限が近づいた食べ物を2割引きする取り組みを、全国約1600店で23日から始めると発表した。今年春の一部店舗での試行では、捨てる食べ物の量が半減した日もあったという

 ▽大雨被害83億円(8月20日)
  野上浩太郎農相は記者会見で、8月11日以降の大雨による農林水産関連の被害状況について「33府県から報告があり、被害額は現時点で約83億円になっている」と述べた。農作物や農地、農業用施設などに被害が生じ、被害額は今後、増加する見込みだと説明した

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