スーパーに「オーガニックハマチ」 くら寿司が鮮魚卸売り参入
2021.03.08
回転ずしチェーン大手のくら寿司は8日、鮮魚の卸売業に参入すると発表した。飼料に配慮した有機水産物として養殖を外部委託しているハマチ約50㌧を12月からスーパーなどに出荷し、自社の回転ずし店でも提供する予定。他の魚種の卸売りも検討している。
卸売りするのは丸徳水産が和歌山市で養殖する「オーガニックはまち」。化学合成された飼料添加物の使用を控えるなどして、有機水産物を審査する認証機関「オーガニック認定機構(OCO、福岡市)」の国際基準を初めて満たした。スーパーに卸すことで消費者の認知度を高める狙いがある。
(図:くら寿司の方針とオーガニック認定の流れ=同社作成)
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