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只見線応援の天然水発売　　ブルボン

2021.03.04

　ブルボン（新潟県柏崎市）は、2011年7月の福島・新潟豪雨被害からの復旧工事が続くJR只見線を支援するミネラルウオーター「福島県只見線応援天然水500ml」を11日に売り出す。

　山形県鶴岡市の羽黒工場で深井戸から水を採り、同工場で製造したペットボトルにじか詰めした。

　ラベルには奥会津郷土写真家の星賢孝氏撮影の同線の写真と、福島を応援するキャラクター「ベコ太郎」を採用。消費しながら備蓄し災害にも備える「ローリングストック」としての活用を提案している。賞味期限は25カ月。

　福島県を中心とした小売店で、オープン価格で販売。同社の通信販売とオンラインショップでは、24本入り、2592円（税込み・送料無料）のケース単位で扱う。売り上げの一部は「只見線復旧復興基金」に寄付する。

　福島県と新潟県の山あいを走る只見線は車窓からの絶景で知られるが、今も全長約135㌔㍍のうち約27㌔㍍でバスによる代替輸送が続いており、22年度中の全線再開を目指している。