暮らす

山水の水風呂付き!薪ストーブサウナ  連載「Yaeのオーガニックライフ」

2020.12.18

ツイート

山水の水風呂付き!薪ストーブサウナ  連載「Yaeのオーガニックライフ」の写真

 千葉県鴨川市の棚田在住の半農半歌手・Yaeさんが、日々のORGANIC(オーガニック)な生活をつづります。


 鴨川自然王国
で最近注目されているのが、薪ストーブサウナだ。

 フィンランド製で値段もサイズもお手頃なストーブ。亡くなった父・藤本敏夫がもともとサウナ好きで、だるまストーブが設置されていた小さなサウナ小屋があった。それを利用して、薪ストーブはフィンランドの石積みサウナを導入して、リニューアルしたサウナ小屋が今の姿だ。

201218Yae文中.jpg

(写真左:サウナ小屋、右:薪ストーブのメーカー名はhelo。熱くなった石の上にアロマ水をかけるといい香りのスチームサウナになる!)

 燃料は山から採ってきた枯れ枝など、燃料代はただ。山もきれいになるし、まさにサステナブル(持続可能)だ。

 じっくり1時間ほど暖めていくと60度~70度くらいになる。もともとあまりサウナが好きでなかった私だが、この低温サウナがなんとも気持ちいい。体の芯から温まるし、真冬の寒さを感じなくなるほど。

水風呂は冷たい山水

 そしてサウナのメインは実は水風呂だ。この水は山から染み出してくる冷たい冷たい山水だ。

 悲鳴をあげながら思い切って飛び込むと、なんとも言えないほどスカッとするのだ、そしてホカホカしてくる。

201218水風呂.jpg

(写真:水風呂はサウナ小屋の横にある。水温はだいたい10度くらい)

 サウナは体の表面をきれいにするだけじゃなくて、内側をきれいにすると言われている。とにかく体が「整う」のだ。

 サウナの中でも仲間たちとの、裸のまさに赤裸々トークがまたいい。もちろん健康の話、恋愛の話。カウンセリングを受けているかのような時間。ついつい長居してしまう。

 本場北欧ではサウナは神聖な場所とされる。

 けがれをはらう場所。ここで出産をしたり、葬儀を行ったりすることもあるそうだ。

 ぜひ未体験な方には低温サウナをお勧めしたいですね。

 薪の温かさや火に癒される感じ。もちろん水風呂の気持ち良さも体感してみて。

201218文中2.jpg

 (写真:もうすぐクリスマス。娘とツリー用の木を切り出した)


 鴨川自然王国HPは http://www.k-sizenohkoku.com/

 Yae(やえ) 東京生まれ。本名・藤本八恵。シンガーソングライター。故藤本敏夫・歌手加藤登紀子の次女。三児の母。2001年ポニーキャニオンからアルバムCD「new Aeon」(ニューイーオン)でデビュー。歌手活動の傍ら、家族とともに自然豊かな里山「鴨川自然王国」で、農を取り入れたスローライフを送る。国内外を問わず、社会貢献の支援イベント等のパフォーマンスも積極的に行っている。2020年は20周年を迎え、加藤登紀子プロデュースによるアルバム「On The Border」を10月にリリース。

最新記事