つくる

コロナ影響「牛」は深刻  「豚」はプラス面も  日本政策金融公庫の調査  

2020.09.03

ツイート

コロナ影響「牛」は深刻  「豚」はプラス面も  日本政策金融公庫の調査  の写真

(写真はイメージ)

 日本政策金融公庫が3日発表した「農業景況調査(7月)」によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を担い手農業者に聴いたところ、「売上高にマイナスの影響がある」とする回答は 49.5%と、約半数が打撃を受けていることが分かった。

 特に肉用牛(95.6%)、茶(91.0%)、施設花き(83.2%)を中心にマイナスの影響が大きい。一方、養豚は「プラスの影響がある」が 33.2%を占め、明暗を分けた。

 マイナス影響の具体的な要因としては、果樹、きのこ、ブロイラーを除いてほぼすべての業種で「単価・相場の下落」が突出している。

 定例の景況調査では、今年1~6月期の農業景況DI(「良い」という回答の割合から「悪い」という回答の割合を差し引いた数値)がマイナス25.9と、前年実績(プラス6.0)から31.9 ㌽の大幅低下となった。2020年(通年)の見通しはマイナス42.0で、さらに悪化する見込みだ。

 ただ、設備投資の予定が「ある」とする回答の割合は 57.3%と、過去 10 年で最高となり、担い手農業者は設備投資に対して積極的な姿勢を維持している。 

 調査は、日本政策金融公庫の融資先の担い手農業者を対象に7月に郵送で実施し、5464件の回答があった。

(調査結果本文をアグリサーチに掲載しました)

最新記事