食べる

超高濃度栄養食の採用伸びる  テルモ、高齢者・要介護者向け

2020.07.01

ツイート

超高濃度栄養食の採用伸びる  テルモ、高齢者・要介護者向けの写真

 医療機器大手のテルモは、高齢者や要介護者向けの超高濃度栄養食「テルミール アップリードmini」(チアーパック50ml入り、200kcal)が、2019年6月の発売から1年で、全国の約1000の医療機関や介護施設で採用されたと発表した。

 タンパク質、脂質、炭水化物のほか、ビタミンやアミノ酸などがバランス良く配合されている。加齢に伴って食が細くなっている人や、一度に多くの食事を取れない人の負担を軽減できる。1日当たり4本が摂取の目安。とろみがあるタイプで、風味はメロンと桃の2種類ある。

 テルモは2017年から、100ml入り400kcalで食事の置き換えという位置付けの「アップリード」を販売してきた。「mini」は大さじ約3倍の量に減らしたことで、食べきりやすく食事管理もしやすい、と評判を得ているという。

 一般向けにはテルモネット通販(https://www.e-terumo.jp/)で24本入り5688円(消費税込み)で販売している。

最新記事