コミュニティに根付いた技術の普及を 澁澤栄・東京農工大名誉教授講演録 農林中金総研
2021.02.26
農業分野の労働力不足の対策として、スマート農業の実用化が政策課題となっているが、技術革新が先走りしすぎて初期投資が巨額となり、実際の農作業現場でどのように使うのか、戸惑う経営者も多い。
農林中金総合研究所は、コミュニティーに根付いた精密農業の普及を訴えてきた澁澤栄・東京農工大学名誉教授による、2020年11月 6 日の講演録をレポートとしてまとめた。中小農家が自主的に連携して新しい技術の導入を実現した埼玉県本庄市や愛知県豊橋市の事例を紹介している。