「カーボンニュートラル牛乳」需要増に期待 豪乳業マレニー・デアリー幹部に聞く ...
オーストラリアの北東部クイーンズランド州に、「カーボンニュートラル牛乳」をいち早く生産している乳業企業がある。同州マレニーを拠点するマレニー・デアリー社だ。同社は豪連邦政府の「クライメート・アクティブ・カーボン・ニュートラル基準」による認証を、酪農業界で唯一受けた。「環境意識のない企業は生き残れな...
もっと知りたい海の豊かさ 東農大、近大・海洋大とイベント
東京農業大学(江口文陽学長)は20日、近畿大学、東京海洋大学と、海洋研究の魅力を伝えるイベント「海の豊かさを守ろううシンポジウムー海洋研究からSDGsを考えるー」を、大阪市のあべのハルカスで開き、3大学の教員と大学院生が、海洋研究の最前線を紹介した。 会場には海洋研究に興味を持つ中高生ら、定員いっ...
バンコクで日本発スタートアップ支援 アグベンチャーラボなどがイベント
JAグループの一般社団法人アグベンチャーラボ(AgVenture Lab)と農林中央金庫、タイの商業銀行であるカシコン銀行は17日、日本発のアグリ・フードテックのスタートアップ企業を支援するイベント「アグリテック・ブリッジ2023」をバンコクで開いた。 農業と食に関し日タイ両国の課題となる分野を中...
消費者反応を「見える化」 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載「グリーン&...
炭素社会実現に向けて、農業・食料産業が目指す道筋を定めた「みどりの食料システム戦略」。化学合成農薬や化学肥料の削減などもっぱら"生産側"の目標が示されているが、鍵を握るのは"消費側"。生産振興に伴い需要が伸びてこそ戦略は功を奏す。 その意味で、農林水産省が始めた「温室効果ガス削減見える化実証事業」...
間伐技術がものをいう 赤堀楠雄 林材ライター 連載「グリーン&ブルー」
「人工林」とは人の手で植えられた森林のことで、スギやヒノキ、カラマツといった針葉樹である場合が多い。育て方のポイントは、木々の密度を適切に保つための間引き作業である「間伐」をきちんと行うことだ。 良質な木材を育て、自然環境も健全に維持するには、間伐を適切に行わなければならない。いつどのくらいの木材...
二股ニンジンの行方 野々村真希 農学博士 連載「口福の源」
私たちがスーパーで見かけるニンジンは、真っすぐでほどよくふくよかで、傷も虫食いもないものばかりである。そんなことは当然で気にも留めないけれど、少し想像力を働かせると、自然の中で育つニンジンがみなそうであるはずがないことに気づく。二股ニンジンだって、育ちすぎニンジンだってあるはずだ。 外観が一定基準...