ウェブサイト「くじらの髭」拠点に 長崎・東彼杵の地域リノベーション 沼尾波子...
先日、長崎県東彼杵町千綿にある「東彼杵(ひがしそのぎ)ひとこともの公社」(以下、公社)を訪ねた。この組織は「公社」という言葉の響きから想像される団体とは全く異なっていた。一言でいうならば、地域のプラットフォーム・ビルダーである。 地域で生活する一人一人の魅力とともに、その人たちがつくる「こと」「も...
ごみ拾い・雪かきを楽しむ方法 沼尾波子 東洋大学教授
人口減少、高齢化の進展とともに、地域の草取りやごみ拾い、雪かきなどの活動の担い手不足が各地で課題となっている。街なかであれば行政がごみ収集や除雪などを行うこともある。だが、自治会などで作業してきた地域では、シルバー人材センターに委託する動きも出てきた。 これに対し、最近、除雪や地域清掃などの活動を...
暮らしに寄り添うデザイン 陣内純英 西海みずき信用組合理事長
コロナ禍の飲食店を支援するためスマホアプリを使って先払いする「さきめし」。使ったことはなくても、聞いたことがある人は多いだろう。このアプリを開発したのは福岡のIT企業Gigi株式会社だが、同社に「さきめし」のアイデアを提供したのは、実は、当組合のクリエーターだ。 さきめし/ごちめし公式フェイスブッ...
どこまで自給できる? 連載「Yaeのオーガニックライフ」
千葉県鴨川市の棚田在住の半農半歌手・Yaeさんが、日々のORGANIC(オーガニック)な生活をつづります。 私のテーマはサバイバル ここ近年の災害や今年に入ってからの新型コロナウイルスの感染拡大。 まるで映画の世界、今や何が起こるかわからない時代になってきた。 私の中でやっぱりサバイバルがテーマに...
恩返しの連鎖 陣内純英 西海みずき信用組合理事長
新型コロナウイルス禍でアルバイトが減ったり、仕送りが途絶えたりで、日々の食事も満足にとれない学生がいる。そんな記事が地元紙の長崎新聞に載った。 当信組でも、何か支援できないかと思って始めたのが「まちの学食」だ。(上の図:「まちの学食」のホームページ画像=デザイン南新太郎) コンセプトと名称は、「さ...
被災地に向き合う〝よそ者〟駅長 山田昌邦 共同通信福島支局長
福島県沿岸部の浪江町。この町役場の北側に8月、「道の駅なみえ」がオープンし、町内外から多くの人が訪れている。木材を多用した施設には地元産の野菜や生花、鮮魚のほか、伝統工芸の陶器「大堀相馬焼」なども並ぶ。来訪者がくつろげる談話室もあり、ガラス張りのフードテラスでは、2013年のB級グルメグランプリ1...