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バンコクで純米酒を披露  島根県の蔵元2社  NNA

2023.02.08

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バンコクで純米酒を披露  島根県の蔵元2社  NNAの写真

 島根県の蔵元2社が6日、タイに出荷したばかりの日本酒を首都バンコクでお披露目した。プロンポン地区にある日本料理店「瞠(みはる)MIHARU」の酒会で、井上仁シェフによるおまかせ料理とともに、李白酒造(松江市)と簸上(ひかみ)清酒(奥出雲町)が製造した純米酒など計5種が常連客に振る舞われた。

 酒会にはタイ人4人、シンガポール人1人を含む計22人が参加。バンコク北郊ノンタブリ県で外国人を対象にした幼稚園を経営している陳国龍さん(54)は大の日本好きで、これまで観光で15回も訪れているという。旅先の居酒屋で日本酒を口にするのが楽しみだという陳さんは、島根県の地酒について「味がまろやか。刺し身や天ぷらなど何にでも合いそうだ」と感想を述べた。(写真:陳さん夫妻、NNA撮影)

 李白酒造の田中裕一郎代表取締役と簸上清酒の田村浩一郎専務は「日本人駐在員だけでなく、多くのタイ人にも島根県のお酒を楽しんでいただければ」と話した。

 島根県の蔵元2社の輸入販売を手がけるのは、バンコクに本社を置き、日本産酒類専門店SAKE FORESTを運営するSCS Trading。同社は日本酒の宣伝を兼ねて、車座スタイルの酒会を定期的に開催している。(NNA)

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