タイ7号店を23日オープン バンコクにドンドンドンキとすし店 NNA
2023.01.16

総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、アジア向け店舗「ドンドンドンキ」のタイ7号店を、首都バンコクのシーロム地区に1月23日にオープンする。ドンドンドンキが手がけるすし店「鮮選寿司」のタイ3号店も同時に開店する。
現地法人のドンキ(タイランド)が、シーロムの商業施設「タニヤプラザ」の1~2階に「ドンドンドンキ・タニヤプラザ」を開業する。売り場面積は950平方㍍。ドンドンドンキ、すし店とも24時間営業となる。(写真:ドンドンドンキ・タニヤプラザの外観イメージ=PPIH提供)
日本の総菜を豊富にそろえランチや夕食需要に応えるほか、ドンドンドンキ初のラーメン屋台も店内に開設。とんこつとしょうゆ味の2種類のラーメンをメインに提供する。
タニヤプラザが直結している高架鉄道(BTS)サラデーン駅は、バンコクでトップクラスの乗降客を誇る。隣接するタニヤ通りは日本食レストランなども数多く立ち並ぶバンコクを代表する歓楽街。大型の開発計画「ワンバンコク」が進んでおり、周辺地区の一層の発展が期待されている。
ドンドンドンキは2019年にバンコクのトンロー地区にタイ1号店を出店。22年9月には東部チョンブリ県のシラチャーに6号店を出店した。20年4月にBTSチットロム駅近くに開業した2号店を閉店したことから、現在のタイの店舗数は5店舗となっている。
PPIHは22年8月に発表した中長期経営計画で、25年6月末までにアジアで新たに34店舗を出店し、64店舗体制とする方針を表明。タイではシラチャ―店とタニヤプラザ店を含め、計8店舗を出店するとしている。(NNA)
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