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ソルガムの活用促進　　インドネシア、食料自給強化　　NNA

2022.12.06

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ソルガムの活用促進　　インドネシア、食料自給強化　　NNAの写真

　インドネシア政府は、コメや小麦に代わる代替食料として、イネ科の穀物ソルガムの活用を促進する。国家食料庁が4日から3日間、大統領府などと協力してソルガムを利用した食事を無料で提供するイベントを開催した。（写真：イベントでソルガムを使ったチャーハンを作るムルドコ大統領首席補佐官（左）＝国家食料庁提供）

　国家食料庁のアリフ長官は2日、イベントを実施する狙いについて、ソルガムがおいしくて栄養価も高く、コメなど他の食品に劣らない代替食料になるという認識を広めることと説明。イベントを通じて、ソルガムがさまざまな食品にも加工できることを伝えたいと述べた。

　政府は食料の自給自足の強化を進めている。ジョコ・ウィドド大統領は先に、国産の食料開発を促進して、特定種類の食品への依存度を低減するよう指示していた。

　ソルガムを使った料理を無料で提供するイベント「フードトラック・ソルガム」が4日、首都ジャカルタの目抜き通りで毎週日曜日に実施される歩行者天国「カーフリーデー」に合わせ、通りに隣接するブンカルノ競技場の駐車場で開催された。5、6日には南ジャカルタ・マンガライ駅と、中央ジャカルタ・ガンビル駅でも開催した。（NNA）

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