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フードトラック営業落ち込む  香港、観光客減少で  NNA

2021.02.17

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 香港政府主導で域内の観光名所などに投入されている軽食の移動販売車両「フードトラック(美食車)」の経営が危機的状況に陥っている。新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、ほとんどの事業者が営業していないという。サウスチャイナ・モーニングポスト(電子版)が14日伝えた。

 フードトラックは2017年に試験営業が始まり、当初は15台が営業していた。だが、今月初めの時点で定期的に営業していたのはわずか1台のみ。別の1台は週末を中心に営業しているというが、残りは駐車場に停められた状態か、すでに営業をとりやめている。

 政府によると、新型コロナの感染拡大以降、フードトラックの営業場所の多くが感染防止のため長期にわたって閉鎖され、営業面で深刻な影響を受けていた。20年の全体の売り上げは121万HK㌦(約1640万円)と、前年の1027万HK㌦から大きく落ち込んだ。

 政府旅遊事務署によると、現在もフードトラックが営業できる場所は全12カ所中、九龍地区・西九龍の西九文化区や香港島・湾仔の金紫荊広場(ゴールデン・バウヒニア・スクエア)などの5カ所のみとなっている。事業者の1人は、これらの場所のほとんどは客が少なく魅力がないと説明した。(NNA)

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