コメ輸出大国が相次ぎ制限 インド、国際価格の高騰に拍車 NNA
世界最大のコメ輸出国であるインドが、輸出制限を相次いで導入している。本年度(2023年4月~24年3月)の輸出量は10%以上、縮小する見通し。数年ぶりに発生したエルニーニョ現象の影響を受け、世界のコメ価格は7月に12年ぶりの高値に達したが、インドの制限がさらなる上昇圧力となっている。他国でもコメの...
脱中国依存へ緊急水産支援 週間ニュースダイジェスト(8月27日~9月2日)
▼肥料価格、20年比1・5倍(8月29日) 農林水産省は、ウクライナ危機などにより、農家が購入する肥料と飼料の6月の価格が2020年と比べてそれぞれ約1・5倍に値上がりしたと明らかにした。生産資材や燃料の高騰分を農産物の小売価格に転嫁する方法について「適正な価格形成に関する協議会」の初会合で示し...
日本水産物の加工・販売禁止 中国が連日の措置発令、広がる影響 NNA
中国国家市場監督管理総局は8月25日、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が始まったことを受けて、中国国内の食品業界の経営者に対し、日本産水産物の加工や販売を禁じると発表した。24日に日本産水産物の輸入を全面的に停止したことに続く措置で、規制範囲を拡大した。影響は多方面に広がっており、日系を含む飲...
日本の水産物、香港が禁輸 10都県産、検査結果を毎日公表 NNA
日本政府が東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を8月24日に開始する方針を決定したことを受け、香港政府は同日から10都県を産地とする水産物の輸入を禁止する措置を発動すると発表した。日本側は禁輸を避けるため話し合いの場を設けてきたが、香港側の考えは覆らなかった。24日以降は既に実施している日本産食...
原発処理水を海洋放出 週間ニュースダイジェスト(8月20日~8月26日)
▼ヒグマ「OSO18」を駆除(8月22日) 北海道釧路総合振興局は、釧路町で7月に駆除されたヒグマの毛のDNA型が道東部で放牧中の牛を次々と襲撃していたヒグマ「OSO(オソ)18」と一致したと明らかにした。オソ18は2019年夏以降、釧路町に隣接する標茶町と厚岸町で計66頭の飼育牛を襲ったとされ...
林業のもうけ、森林所有者に恩恵を 赤堀楠雄 材木ライター 連載「グリーン&ブ...
「最近は間伐をさせてくれ、作業道を作らせてくれと、いろいろな業者がやって来て、ウチの山ではいつも誰かが作業している。しかし、所有者である自分にはほとんどお金が入ってこない」 九州のある地域でかなりの面積の森林を所有している林家がこのように、ため息交じりに話すのを聞いたのは、もう20年近くも前のこ...