政府備蓄米を維持し、気候変動に対処せよ 小視曽四郎 農政ジャーナリスト 連載...
世界の平均気温や海水温が相次いで過去最高を記録し、日本の夏の平均気温も125年前の統計開始以来、最高の見込みという。クーラーを持つ人間はともかく、米などの穀物や野菜、家畜などはこれから5年後、10年後、どう夏場を越していくのかと心配になる。(写真はイメージ) 当然、この猛暑は現在、検証中の農業基...
処理水放出「懸念ほどの消費減ない」 韓国政府 NNA
韓国海洋水産省は9月12日、東京電力福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出以降、水産物の消費は懸念していたほど落ち込まなかったとの見解を示した。聯合ニュースが伝えた。(写真はイメージ) 同省の朴成訓(パク・ソンフン)次官によると、放出開始後の8月28日から9月3日までの大型スーパーマーケット3社...
岸田再改造内閣が始動 週間ニュースダイジェスト(9月10日~16日)
▼食料危機時に生産転換指示 農業基本法改正へ(9月11日) 農林水産省の有識者会議は「食料・農業・農村基本法」の見直しに関する最終取りまとめを決定し、野村哲郎農相に答申した。食料危機時に生産転換や流通規制を指示する体制の検討や、食料安全保障の強化に向けて農産品の国内生産の拡大や価格転嫁の推進を提...
宮下農相、水産風評対策が試金石 不毛なWTO協議 アグリラボ編集長コラム
「処理水」を「汚染水」と言い間違え、内閣改造の前日に「これ以上は息が切れてしまう」とダウン寸前だった野村哲郎氏に代わって、宮下一郎氏(写真=農水省HPから)が農相に起用された。自民党農林部会長を経験するなど農林水産行政に精通しており、岸田文雄首相は、「食料安全保障の強化」に期待を示した。 しかし...
耕畜連携を主流に フォーラム「食料安保障と地域資源循環の強化に向けて」開催 農中...
農林中金総合研究所は9月14日、フォーラム「食料安全保障と地域資源循環の強化に向けて~現場の実践から考える次世代耕畜連携のあり方とは~」をオンラインで開催し、米麦など耕種作物と酪農など畜産業の連携を深めることの意義や重要性を確認した。600人超が参加した。 フォーラムでは、農事組合法人 元気ファ...
水産支援拡大1千億円 政府、中国禁輸に対応 週間ニュースダイジェスト(9月3日...
▼水産支援拡大1千億円 政府、中国禁輸に対応(9月4日) 岸田文雄首相は野村哲郎農相と官邸で協議し、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出に伴う追加の水産事業者支援策を取りまとめた。新たに予備費を投じ既存の基金合わせ計1007億円の対策とする。 ▼豚熱ワクチン、九州7県も(9月5日) 農林水産...