コメ上昇5キロ2千円に迫る 週間ニュースダイジェスト(6月23日~6月29日)
▼仲介サイト、ポイント禁止 ふるさと納税ルール見直し(6月25日) 総務省はふるさと納税制度のルールを見直すと発表した。自治体が仲介サイトを通じて寄付を募る際、寄付した人に特典ポイントを付与する業者の利用を禁止することが柱。2025年10月から実施する。寄付受け入れ競争が過熱し、サイトを運営する仲...
食料自給率の目標、学生はこう見ている 青山浩子 新潟食料農業大学准教授 連載...
大学2年生向けの講義で、食料自給率を取り上げた。「食料・農業・農村基本法」の改正に向けて、議論が盛り上がっていた頃だ。1999年に基本法が施行され、一度も達成できなかった自給率目標を新たな基本法でも設定すべきかどうか。学生たちに考えてほしいと思った。(グラフは日本の食料自給率の推移) 自給率につい...
明石名物の食べ歩きクーポン販売
明石観光協会(兵庫県明石市)は、明石名物の食べ歩きクーポン「もぐチケ」の2024年度版を販売している。今回5年ぶりにリニューアルし、10商品3店舗を追加した。「(魚介類や練り物店などが並ぶ)魚の棚(うおんたな)商店街やその周辺を散策しながら気軽に食べ歩きを楽しんでほしい」としている。 「もぐチケ」...
コメ自給へ生産効率向上余地 農業大国インドネシアの食料安全保障(3) NNA
インドネシアはコメの生産量が世界4位だが、依然として国内供給量の一部を輸入に頼っている。背景にはタイやベトナムと違ってコメを戦略的輸出品にしていない政策的側面があり、干ばつなどが起きるとコメの不足や価格高騰を招くという課題がある。これに対し、稲作農家を支援するスタートアップ企業は、多収量の品種の使...
電気ガス料金軽減策復活 週間ニュースダイジェスト(6月16日~6月22日)
▼全中会長、農業転換点に 価格転嫁「乳製品から」(6月18日) 全国農業協同組合中央会(JA全中)の山野徹会長が共同通信のインタビューに応じ、食料安全保障を基本理念に据えた改正食料・農業・農村基本法が成立したことに関し、日本農業の転換点になるとの認識を示した。持続可能な農業の鍵を握る生産コストの価...
季節のない〝助っ人鍋〟 畑中三応子 食文化研究家 連載「口福の源」
先日、とある老舗のビストロで、長年冬限定だったカスレ(フランスの代表的な鍋料理)を客の熱望で一年中提供するようにしたと聞いた。夏は冷房で体が冷えるので、むしろ暑い季節に熱々の料理を注文する人が増えたという。たしかに家でも一年中鍋を食べるようになった。冬にぬくぬくの部屋で食べるアイスクリームがおいし...