日本産ワインに続け 米国で清酒市場拡大へ
ユズやレモンといった果物などで味付けしたSAKE(清酒)の「フレーバード・サケ」が米国でじわりと広がっている。米国で清酒は依然〝ニッチ商品〟と見られており、口当たりが良いフレーバード・サケを手に取ってもらうことで「本格的なSAKEに興味を持ってもらえる突破口になる」(米酒造会社幹部)と期待している...
シンガポールの市場開拓を少数型支援に移行 茨城県 NNA
茨城県が事務局を担う「いばらきグローバルビジネス推進協議会」は、シンガポールで現地市場の開拓事業を強化している。10月末から11月初めにかけて、昨年に引き続き県産食品の商談会や小売店でのテスト販売、店舗視察などを実施。今年は参加する県内企業を昨年の約3分の1に絞り、少数型支援に移行してきめ細かく対...
タイCPが「日本の鮮魚店」展開 魚力と100店舗、和食人気で攻勢 NNA
タイの財閥大手チャロン・ポカパン(CP)グループが鮮魚・すしの小売り・卸売りを手がける魚力(東京都立川市)と組み、タイで「日本の鮮魚店」の展開に乗り出した。10月30日に首都バンコクの大型スーパーマーケット「ロータス」に旗艦店を開業。初日にはマグロの解体ショーが行われ、地元客がカマを5500バーツ...
1等米比率過去最低 23年産、猛暑で障害 週間ニュースダイジェスト(10月29...
▼中ロに水産禁輸撤廃要求 貿易相会合が共同声明(10月29日) 大阪・堺両市で開かれた先進7カ国(G7)貿易相会合は、不当な貿易制限など「経済的威圧」の広がりに憂慮を示す共同声明を採択し、閉幕した。中国とロシアを念頭に、日本の水産物を含めた不必要な輸入制限の即時撤廃を要求した。 ▼日銀、長期...
保護と漁の両立 島根・宍道湖のシジミ 佐々木ひろこ フードジャーナリスト 連...
秋のイベントシーズン到来。各地のシンポジウムやイベントに伺う中、先日は島根県で開催の講演会に招かれた。ならば、と数日前倒しで現地に入り、念願の松江を目指すことにした。 お目当ては、宍道湖(しんじこ)で営まれているシジミ漁。湖として全国7位の面積を備え、海水と淡水が混じり合う宍道湖は、汽水域を好む...
コミュニティー冷蔵庫 野々村真希 農学博士 連載「口福の源」
道端に冷蔵庫を設置して、地域の人・通りすがりの人と食べ物を自由に交換する。そんなことが街中で行われていると聞いたら、多くの人はきっと、えっ、そんなことして大丈夫なの!?と思うだろう。一方で、おっ、なんかいいね、と思う人も少なくないようだ。なぜかというと、実際にそんな取り組みがアメリカ、イギリス、ス...