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中山間地域、不利な条件を強みに変える  青山浩子 新潟食料農業大学准教授  連載「グリーン&ブルー」の写真

中山間地域、不利な条件を強みに変える  青山浩子 新潟食料農業大学准教授  連載...

担い手不足、耕作放棄地といった農業の問題は、とりわけ田畑が山の斜面に沿って広がる中山間地域で深刻だ。日本の全耕地面積の約4割が中山間地域にある。こうした不利な条件を強みに変え、挑戦を続ける地域がある。新潟県上越市にある清里地区だ。(写真はイメージ) 人口は約2500人。農地の約3割が山間地にある。...

ビジネスチャンス到来 美容やダイエットにも  田中太郎 共同通信編集委員の写真

ビジネスチャンス到来 美容やダイエットにも  田中太郎 共同通信編集委員

健康志向の高まりを背景に「短鎖(たんさ)脂肪酸」という言葉をよく耳にするようになった。これは腸内細菌の中でも、俗に「善玉菌」と呼ばれる細菌たちが食物繊維やオリゴ糖を分解して作り出してくれる、体に有益な物質の代表だ。健康維持に美容、そしてダイエットにも、と「売り」は多い。企業も「ビジネスチャンスあり...

自民裏金39人処分  週間ニュースダイジェスト(3月31日~4月6日)の写真

自民裏金39人処分  週間ニュースダイジェスト(3月31日~4月6日)

▼断水解消難航、避難8千人 能登地震から3カ月(3月31日) 関連死を含め244人が亡くなった能登半島地震は発生から3カ月。石川県の避難者は8109人に上り、県内5市町では約7860戸で断水が続く。完全復旧の見通しは立っておらず、発生3カ月でほぼ全ての断水が解消した2016年の熊本地震と比べ、遅れ...

リニア開業34年以降か  週間ニュースダイジェスト(3月24日~3月30日)の写真

リニア開業34年以降か  週間ニュースダイジェスト(3月24日~3月30日)

▼北海道、ヒグマ頭数抑制へ 90年から倍増1.2万頭(3月25日) 北海道はヒグマの保護・管理に関する有識者検討会で、2022年時点の個体数が1990年比で約2.3倍の推定約1万2千頭(中央値)に上り、「絶滅が危惧される水準にはない」と明らかにした。その上で、農業被害が深刻化しているなどとして頭数...

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」の写真

家庭ごみ組成調査  野々村真希 農学博士  連載「口福の源」

日本で発生する食品ロス量の推計値は年間523万トン(2021年度)であり、そのうち食品関連事業者から発生するものは279万トン、家庭から発生するものは244万トンである。前者は、食品リサイクル法に基づいて食品関連事業者が定期報告する食品廃棄物量から推計されているが、後者の家庭の食品ロスの推計の基と...

離島漁業から生まれる味のストーリー  佐々木ひろこ フードジャーナリスト  連載「グリーン&ブルー」の写真

離島漁業から生まれる味のストーリー  佐々木ひろこ フードジャーナリスト  連載...

昨年の夏からご縁をいただき、離島の魚を使った商品開発に法人として携わっている。かねてから離島の漁業に興味があった私にとって、実に学びの多いこのプロジェクトは、離島地域で揚がる魚の中から低利用魚などを島ごとに1種セレクトし、それを素材として使ったスープを開発、レトルト化するという楽しいもの。では、ど...