つくる

新着ニュース

下戸も取り込む新潟の蔵元の挑戦  青山浩子 新潟食料農業大学准教授  連載「グリーン&ブルー」の写真

下戸も取り込む新潟の蔵元の挑戦  青山浩子 新潟食料農業大学准教授  連載「グリ...

日本酒のメッカ、新潟県には88の蔵元がある。全都道府県の中で断トツの数だ。そんな蔵元も近年は個性を発揮している。尾畑酒造(佐渡市)は廃校となった小学校を改築し、酒づくりに関心のある人を国内外から呼び寄せて実践を学ぶ「学校蔵」を営む。島内の再生エネルギーのみで酒を造る研究も大学と組んで始めた。(写真...

集客・物流拡大へ架け橋効果  小島愛之助 日本離島センター専務理事  連載「よんななエコノミー」の写真

集客・物流拡大へ架け橋効果  小島愛之助 日本離島センター専務理事  連載「よん...

わが国に「大島」と名の付く有人離島は19あり、うち最北端にある島が宮城県気仙沼市の気仙沼大島である。気仙沼湾のほぼ中央に位置する県内最大の島で、改元前の平成31(2019)年4月7日に「気仙沼大島大橋」が開通し、それまでフェリーで約25分要した島に車で往来できるようになった。橋脚間の長さは297メ...

農業基本法改正案を提出  週間ニュースダイジェスト(2月25日~3月2日)の写真

農業基本法改正案を提出  週間ニュースダイジェスト(2月25日~3月2日)

▼23年出生数、最少75万人 人口減り幅過去最大(2月27日) 厚生労働省が発表した人口動態統計の速報値によると、2023年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は過去最少の75万8631人だった。初めて80万人を割った22年から5.1%減り、少子化が一段と進んだ。人口の自然減は83万1872人と最大の...

山菜の季節が来た!  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー」の写真

山菜の季節が来た!  赤堀楠雄 材木ライター  連載「グリーン&ブルー」

2月初めに宮城県南部の山間地に赴いた際、たまたま入ったレストランで隣り合わせた人から、近くの道の駅で「ばっけ」が売りに出ていると聞いた。 「ばっけ」とは東北の方言でフキノトウのことである。熱湯をくぐらせたフキノトウを味噌(みそ)で和えた「ばっけ味噌」は、ほろ苦い味わいが箸休めによく、酒にも合う。 ...

ジビエで能登への思いも  畑中三応子 食文化研究家  連載「口福の源」の写真

ジビエで能登への思いも  畑中三応子 食文化研究家  連載「口福の源」

「第8回ジビエ料理コンテスト」の結果が1月31日に発表された。駆除したシカとイノシシを食肉として活用するため、魅力的なレシピの開発を奨励し、ジビエ料理の普及を図るのが目的。私は第6回から審査員を務めている。 国産シカ・イノシシ肉を使ったおいしくて安全な料理であれば、和洋中エスニックのジャンルを問わ...

東日本大震災から能登半島地震へ 被災者たちの伝言  菅沼栄一郎 ジャーナリスト  連載「よんななエコノミー」の写真

東日本大震災から能登半島地震へ 被災者たちの伝言  菅沼栄一郎 ジャーナリスト ...

奥能登の石川県輪島市の古民家で1月下旬の寒い夜、30人ほどの地元被災者らと向き合った際、東日本大震災の復興に携わった2人が話していた。 「この13年間、苦しいことばかりだった。もっとうまくできたのに、との反省ばかり。これから、復興を立ち上げる皆さんに経験を伝えたい」 宮城県石巻市雄勝町の阿部晃成さ...