安倍政権の負のレガシー 小視曽四郎 農政ジャーナリスト
(写真はイメージ) 民主党政権を「悪夢」と再三侮辱した安倍晋三首相が辞任を表明した。だが、悪夢といえば、安倍政権の「官邸農政」ではないだろうか。「TPP(環太平洋連携協定)断固反対」を唱え政権に返り咲いた途端に、コメの減反廃止、日欧、日米の相次ぐ大型貿易協定と、毎年のように現場...
人工光型植物工場の市場規模が急拡大 業務用需要が好調 矢野経済研究所調べ
(写真はイメージ) 矢野経済研究所が発刊した市場調査資料「2020年版 植物工場の市場実態と将来展望」によると、2020年度の完全人工光型植物工場の市場規模は前年度比52.2...
コロナ対策で小松菜加工に参入 ネパール出身の野菜農家
新型コロナウイルスの感染拡大で失った需要を取り戻そうと、ネパール出身の野菜農家が小松菜をペーストに加工した新商品を開発し、レストランなどへの販売を始めた。 株式会社「葉っぴーFarm」(富山県射水市)は、24棟のハウス(計35.7㌃)で小松菜などを生産している。同社のダルマ・...
参議院議員を起用 菅内閣の農相に野上浩太郎元官房副長官
16日に発足した菅義偉内閣で、農林水産相に野上浩太郎元官房副長官が就任した。野上氏は初入閣。参議院議員の農相起用は、6代前の林芳正氏以来。 農相は、自民党農林部会に所属している衆議院議員が就任する例が多く、野上農相と農政の接点は薄い。実務経験よりも、官房副長官として安倍政権を...
「官僚道」貫いたコメ開放交渉 塩飽二郎・元農水審議官をしのぶ 共同通信アグリ...
1993年末に決着した関税貿易一般協定(GATT)の多角的貿易交渉(ウルグアイ・ラウンド)は、世界貿易機関(WTO、写真はジュネーブの本部)の設立につながる空前絶後の大交渉だった。当時、農林水産審議官として農業分野の責任者だった塩飽二郎(しわく・じろう)さんが、8月末に亡くなった。享年87。...
中国で日本酒6種を発売 クールJ機構出資のEMW NNA
(写真はイメージ) 中国でワイン卸売事業を展開する由西往東(上海)貿易(EMW、上海市)は15日から、中国市場で日本酒の販売を始める。「櫻正宗」や「利休梅」、「米鶴」など6ブランド計23商品を高級ホテルやレストランのほか、イン...